時短勤務で働いている時には、働いている本人も周りの人も、なんだかんだ色々な不満を抱いているはずです。
時短で働いている時は、周りに気を使い、色々なことに気を揉んでいました。
時短で働いている方の中には、時短の正社員で転職でできれば良いな~なんて考えている方もいるのではないでしょうか?
私の経験も含めて、時短転職に心がけること、お勧めサイト等を紹介していきます。
時短勤務は良いことばかりではない・・・
周りから見る時短勤務は、「短時間の勤務で、お給料ももらえて、ボーナスだってもらえる・・・それって待遇が良すぎるのでは?!」なんて思われがちです。
しかし、実際に時短勤務を体験している方であれば、色々な思いもあるはずです。
- とにかく時間が足りない。
- お昼の時間を削って仕事をする。
- 仕事量は同じなのに、給与・賞与の減額が大きい。
- 給与・賞与が上がらない。
- モチベーションが上がらない。
- まわりに気を使いすぎて嫌になる。
- 時短で働く事がバカバカしい。
上記のことを思っても、時短を解除しフルタイムで働くと保育園へのお迎えが確実に間に合わない・・・・。
毎日毎日精一杯に働いているのに、給与は変わらず、職場環境も変わらない。
でも私さえ我慢すればいいんだ・・・と私自身も我慢ばかりしていました。
時短勤務のままで転職ができるものであれば、転職をしたい!という気持ちに何度もなりました。
正社員の転職と時短正社員での転職は天と地の差
実際、普通の転職サイトでは、「時短勤務大歓迎!」なんで文言は、まずありません。
企業としてみても、正社員で採用するのであれば、将来性をみて採用の有無を決めるものです。
古臭い考えですが、正社員・フルタイムで入社後、企業にいくらか貢献した上で、育児や介護等のために時間短縮の勤務に変更するとなれば別です。
まだまだ入社時点で時短勤務での転職は、現在でもなかなか高きハードルです。
働く事が辛い場合でも、多く時短勤務の方は「ギリギリまで我慢する」「退職をする」もしくは、「今は我慢して子供の手が離れたら、フルタイムで転職をする」。
こんな選択肢の方が多いのではないでしょうか。
働い方改革等と政府が掲げてますが、時短勤務での仕事選びにも、あとちょっと力をいれてほしいところでもあります。
時短勤務OKの求人はあるにはあります!
もとより時短勤務OKという求人サイトはあります。
私自身、転職を検討したい際に、まずは時短勤務と在宅ワーク可能な転職サイトを探して登録をしました。
嬉しいことに、求人はあることにはあるんです!
さらに、転職サイトに登録をすることで、自分の条件に沿った企業選びができるのと、メールで「こんな求人もでましたよ~」とお知らせが来るので、転職サイトを開かなくとも情報を確認することが出来たのが便利でした。
転職サイトに登録しなければ、時短・在宅ワークの求人がどの程度あるのかもわからなかったので、時短勤務での転職を考えている方は、まず自分に合った転職サイトへの登録はお勧めします!
時短勤務での転職でこころがけること
いまだに狭き門ではある時短勤務での転職ですが、実際には時短勤務のまま転職されている方もいます。
そんな方から話を聞くと、「何のために転職をするのか」という明確な意思を持って転職先を選んだと言います。
- 何のために転職するのか➡今の状況を変えたいだけ?
- 何を一番優先に転職をするのか➡業務内容なのか?収入面なのか?成果主義なのか?時間絶対なのか?
- 転職後どんな生活を送りたいのか➡転職先で働いている姿を想像できるか?
明確に転職意義を見出せなければ、時短で転職をしても失敗してしまうことも多いのです。
何が大切で、何のために転職をするのか、そういった芯となるものがないとうまくはいきません。
転職しても「多少なら無理・我慢」をするので良いという考えであれば、今の仕事を続ける方がマシです。
仕事も分かるし、職場の人間関係も分かる、事務所のどこに何があって、どんな仕事の仕方であれば何も言われないのかもわかる。
転職となれば、0からのスタートです。そんな小さなことでも、積もり積もるとストレスです。
私の友人の場合、仕事は好きで子育てをしながら時短勤務をしていたものの、どんなに効率よく仕事を行っても給与も評価も上がらない、仕事へのモチベーションが下がる。
そこで時短勤務でも、労働時間に関係なく成果次第で評価される完全歩合制の仕事を絞り転職活動し、結果転職を果たしました。
明確な転職意義があったことで、転職を成功させたことが大きいというのが分かります。
私の場合、結局転職活動は辞めて自営へ
転職サイトや面接等では、どんな職場なのか多少分かった気になりますが、実際には見えない転職先に、何かわからない怖さがありました。
今以上に環境が悪くなることもあるし、もちろん良くなることだってあるけど、ある意味賭けですよね。
「時短勤務での転職で賭けはしたくなかった。」
というのが、私が転職を諦めた理由です。
そして転職を辞めて、安定したお給料を捨てて、自営となりました。
実際には、給料らしい収入も最初はありません。
でも、「時間に追われない」「クレームに終われない」「仕事に追われない」という今がとても過ごしやすく、生きやすかったりもします。
まとめ
「時短でも転職したい!」、気持ちとしてはものすごいよくわかります。
しかし、なかなか求人数も少なく、狭き門でもあります。
転職の根底となる芯をしっかりと持ち、ここだけは譲れないポイントをおさえ、それに合う転職ができれば、うまくいくことだってあるはずです。
転職を少しでも考えている場合、現在の職場での働き方を変えることが出来るのか、なかなか難しいのです、あきらめずに会社へ相談をしてみて下さい。