働く事

出産・育児で考え方が激変!会社で働くことは当たり前ではなかった!!

大学卒業後、会社勤めのサラリーウーマンへ

私は、四年生大学を卒業後、いわゆる新卒で会社へ入社、勤め出しました。

大学を出たら働くことは当たり前。

高校3年生の時も同様に、将来の夢を見つけられなかった私。両親(特に母親)と担任から大学進学を進められ、大学へ進学。大学生活は4年間ありましたが、これといって夢やなりたい職業は見つからず・・・見つからずと言いつつも、今思えば、逃げていただけだと思います。

将来のことは考えたくない、今が楽しければいい!!

流されるがままに、大学三年生後期から、当たり前のように就職活動のイロハを調べ、就職活動を開始し、正直、苦労もせずに内定をもらうことができました。

社会人は会社に勤めるべきだという固定観念が変わっていく

勤め先はそこそこ名も知れた大手企業ではありましたが、仕事となれば、毎日忙しく、残業と会社関係の飲み会で毎日が過ぎて行きました。
そこでも、これが社会人、当たり前と思っていました。

幸いにも、上司・先輩・同期・後輩には本当に恵まれ、仕事は嫌でも職場はとても楽しく、仕事がつらくても頑張れました。
しかし、会社の再編による業務増加、業務内容の急な変更私自身の結婚などが重なり、将来を考えることが増えた時に、自分自身の中で何かが変わっていくのがわかりました

何もかもが悪循環・・・この働き方、誰が幸せなのか。

モヤモヤとしながらも、このタイミングで子供を授かり、産休・育休を取得しました。
そして、幸運にも保育園も無事決まり、復職。

毎日、仕事と子育てでヘトヘト。保育園のお迎えもあるため、時短勤務にしていましたが、その終わりの時間に帰れない毎日。

なんとか終わらせ、会社から駅まで走り、電車に飛び乗り、また保育園まで猛ダッシュで自転車を漕ぐ。

帰宅後は仕事のことを考えないようにするも、考えてしまう毎日。

子どもの些細ないたずらに対してもイライラ、土日は仕事こそお休みであるも、子どもがいるためゆっくり休めない・・・すべてが悪循環でした。

会社の再編も落ち着いた後の復職でしたが、産休・育休前にも増して、会社も大きく変わっていましたが、それ以上に育児との両立、母となった、わたし自身の考え方、働き方に対する考えが大きく変わっていました。

子育てを経験した人には言われました。今は大変だけどあと少ししたら楽になるよ!って。

しかし、私にはこの毎日が、どうしても耐えられませんでした。

仕事の対価として安定したお給料はもらえます。しかし、

  • こんなにヘトヘトの状態にならないとその金額は得られない・・・?
  • その同額のお給料が入らないと生活は成り立たない・・・?
  • は、なんのために働いているの・・・?
  • 自分の為?子どもの為?生活の為?

結論として、この働き方が続くのであれば、全然幸せでない・・・。

今は、そこそこ幸せだと思える

独身時代は会社が私の全てでした。

というのも、仕事しか真面目にやっていませんでした。

しかし、育児というママ業が加わり、バランスが取れなくなってしまいました。張り詰めていた糸が、ある日プツっと切れてしました。本当に些細なことでです。

現在は、自分に合う働き方を求めて、求職中の身であります。

求職中の身ではありますが、そこそこ幸せです。

もちろん、子どもにイライラすることも変わらずありますし、毎日毎日がすごく充実して楽しいと思えるわけではありません。

普通の日常を堪能

会社辞め猛ダッシュで過ごしていた日常ではなく、ごく普通の日常に、やっと慣れてきたところです。

人生、日本人の寿命だけを見れば、とても長い人生です。

その時、そのタイミング、その状況に応じた働き方をすべきだと私は思います。

私の場合、育児をきっかけに働き方を変えたいと思いました。

転職をして新しい会社で勤めることだって、パート勤務になってみるのも、働き方を変える一つの方法です。

同じ会社でずっと頑張らなければいけない、なんてことはありません。

同じ会社でずっと働く・・・そんな決まりもどこにもない

働く=お金を稼ぐことであるのであれば、会社に行かなくたって、どこにいたって働くことはできます。

近所だっていいし、自宅だっていい。

会社で働くことは当たり前ではありません。

私自身、求職中ではありますが、お小遣い稼ぎにやっていることでも、嬉しい金額になったりもします。お小遣い稼ぎを仕事と言ってしまえば仕事にだってなり得ます。

ニュースで働き方改革~なんてよく聞きますよね。

働き方を変えるといっても、すぐには気持ちは前に進まないものです。

働き方の多様性を認めていくのは、まずは働き方を変えたいと思っている自分自身ではないでしょうか。

今の仕事(正社員)の肩書にこだわりすぎている自分自身の考え方を多方面に切り替えることで、広い視野で働き方自体を見直すことができるはずです。

ABOUT ME
タカエリ
元社畜OL。現在2児の母、子育てに追われながらも、社畜時代にはなかった心のゆとりと共に生活しています。