会社を退職することを心に決めても、実際には何から始めたらいいのかと、わからなかったりします。
まず上司への報告は、必須です。
上司から承諾を受け、上司を通して会社(人事部)へ報告がいくのが通常の流れです。
今回は、退職を上司へ報告、退職日を早く決める必要性、保育園を利用している場合自治体への相談等、私の退職を決めてからの体験も含めて、まとめていきます。
会社の退職を決めたら何から始める?
会社を退職するとなれば、当然上司や会社への報告が必要になります。
「突然会社を休みだし、結果辞めます!」
それは、周りにも迷惑をかけるので、お勧めできませんが、そこまで追い込まれている方も中にはいると思います。
自分の心と身体と相談してみて下さい。
身体がもう会社に行くことを拒否している状態であれば、会社への出社拒否についても否定はしません。
身体が出社拒否、そんな場合は病院へ行き、自分の状況・状態を医師へ説明し、医師の判断を仰ぎましょう。
状態を見て、医師は診断書の提出も検討してくれるはずです。
- 連絡を入れるのも辛いとは思いますが、そんな時での電話やメールでも良いので、同僚や同期へ連絡は入れておくようにしましょう。
医師に診断書を書いてもらい、休職も視野にいれましょう
病院より診断書の提出があれば、ひとまず休職して、自分に向き合い、その結果として復職することも良いと思います。
復職後も気持ちが変わらないとなれば、結果として退職を選択するのも良いと思います。
自分の心と身体が壊れてしまう前に、休職なり退職なりを選択してください。
退職したい気持ちを同僚や上司へ報告
心と身体の余裕がまだあり、その上で退職を考えている方は、
- 退職を検討していることを上司に報告
- 上司と退職に向け対話
特に、上司と退職についても対話は、最低でも数回は必要になります。
すぐに上司へ報告するのは気が重いと思われる方は、先に同僚に相談するのが良いと思います。
私の場合、異動してきたばかりの上司だったため、異常に忙しそうに見え、同じくワーママである先輩社員に、まずは相談から始めました。
ワーママという同じ状況でもあるため、元々子育てや仕事の相談をしていたので、今の状況や心の状態についても話すことができました。
最終的に、上司へも裏で交渉してくれていたとの話も後から聞き、強い味方にもなってくれました。
退職の承諾を得るには時間がかかる場合もある
退職の意思を同僚、上司に相談・報告をして、すぐに退職の承諾をもらえた、という話はあまり聞いたことがありません。
- どうにか退職は避けてほしい
- あと1年、半年は勤務して欲しい
- 直近の退職は厳しい 等
多くの場合、退職の承諾をすぐに得ることは難しいのです。
すぐに退職を承諾してくれる会社もあるとは思いますが、少数派です。
会社によっては、退職者がでることで管理者(上司)の評価下がってしまったり、部署の人員追加がなければ退職が承諾できない等、納得はできませんが色々な事情から退職の承諾を濁すこともあります。
私自身も、部署を変える、業務内容を減らす等の色々な好条件を提案され、どうにか退職を避けたいという上司の考えが見えました。
退職は心を決めればいつでも出来る
上司や同僚との対話の中で、退職に対する心が揺らげば、退職について再度検討することだって良いと思います。
退職はいつでもできますし、退職をしたことに対して退職後に後悔するようでは意味がありません。
私は、継続して勤務できるモチベーションがその時点でなかったため、何を提案されても、退職の意思は変わりませんでした。
本当に退職をしたいと考えている方は、ここで強い心と意思を持ち、決して楽しいものではありませんが、上司との対話を続けてください。
上司との対話を避けてしまうと、退職までの道のりがさらに遠くなってしまうので、対話を続けることが大切です。
会社の人事へ退職の決まり事を確認する
退職日等、退職に関しては、会社によってある程度の決まり事があります。
例えば、退職日は月末日を設定しなければいけない場合もあります。
会社の人事部に退職日について、決まり事があるのか確認を必ずしてください。
「なぜ退職日を先に決めるべきなのか?」というと、
退職の際に残っている有給を消化するためです。
周りからは煙たがられるかもしれませんし、上司からもNOと言われる場合のあると思います。
しかし、在職中に有給を使用される機会がなかなかない場合、退職時の権利として主張すべきことだと私は思っています。
- 有給があと何日残っているのか。
- 残り有給日数で何日使用する予定なのか。
- 退職日から差し引くと、最終出勤日がいつになるのか。
そういったことを考えながら退職日を決めていかなくては、もったいないです。
- 特に、育児・介護をされている方は、急病や急用のために、有給を結構な日数消化してしまっている可能性があります。
- 残りの有給数について確実に確認をしてみてください!!
有給消化の件は、上司に相談はもちろん、人事にも必ず確認をすることをお勧めします。
有給消化の際に時短勤務を解除できるのかについても人事へ相談すべき
退職後にも、仕事をすることを前提としている時短勤務の方であれば、有給消化の際に時短勤務を解除しフルタイムに変更ができるかどうかも、人事に確認してください。
フルタイムである程度の期間勤務実績があれば、転職の際に、保育園在園にも嬉しい影響がある場合もあります。
地域の保育課にも保育園継続条件を確認しよう
退職後に、次の仕事が決まっていない場合は、保育園の在籍継続問題もかなり重要で、心配事でもあります。
あなた自身で、退園にならない保育園継続条件を自治体の保育課へ必ず確認してください。
- 保育園継続条件等については、ネットや知人の情報を頼らないでください。
- 必ず地域の保育課に問い合わせ、現状を確認してください。
- 保育園の継続条件は、年度の途中でも変わるケースもあります。
保育園継続通園を実現するにも、会社に在籍中にできる限りの事に手を尽くしましょう。
【退職を決めたら】まとめ
会社を退職するにも、上司と揉めて退職日を迎えるのは気が重いですよね。
やはり円満退職が一番なので、上司との対話は、納得してもらえるまで繰り返し必要になります。
- 上司への報告
- 人事部へ退職決まり事を確認
- 地域の保育課へ退職後の保育園について確認
退職の報告から、退職の承諾を得られたならば、残すは退職に関わる事務処理のみです。
退職日まで、挨拶回りや引継ぎ業務を含め、しっかり仕事に専念できますよ。
お住いの地域によって、保育園の在籍条件は異なりますので、必ず地域管轄の地域課や保育課へ必ず確認ください!